ブルータリズムの建物にある美しいオープンスペースのアパートメント

リビングルームは、コンクリート打ちっぱなしの壁を背景に、ゆったりとしたシッティングエリアが設けられている

1968年に建てられたユニークな建物にあるこのアパートは、最近、スタジオHugo Oliveira Arquiteturaの提供で全面的な改装が行われました。このプロジェクトのゴールのひとつは、この建物のブルータリズム建築を反映させることでした。そのために、チームは壁を取り払い、その下にある美しいコンクリートを露出させました。

コンクリート打ちっぱなしの壁は、建物全体のスタイルと相まって、ゴージャスで無骨な印象を与えています。もちろん、コンクリート打ちっぱなしは、あまり歓迎される素材ではないので、バランスをとるために、この美しいフローリングの床も導入されました。この床はシェブロンパターンで、空間にクラシカルでタイムレスな雰囲気を加えています。

オープンな間取りを実現するために、邪魔になる梁や柱がほとんどないことが、設計者が考えていたプランにぴったりだったのです。リビングルーム、キッチン、ダイニングエリア、ホームオフィス、ランドリールームをひとつの大きな空間でつなげています。これによって、アパートはとても風通しがよく、広々とした印象になり、また、ゲストをもてなすのに完璧なセットアップになりました。

写真 三上晴夫

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