香港のこのアパートは、多くの古い家と同じように、もともとはいくつかの小さな個室に分かれていて、それぞれが特定の機能をもっていました。それが当たり前だった時代には実用的でしたが、現在ではそのようなレイアウトは閉所恐怖症のように感じられます。そこで、オーナーと愛猫は、littleMOREインテリアデザインスタジオに依頼し、現代のライフスタイルに合った住まいに生まれ変わらせたのです。
この場所の狭さ（わずか260平方フィート）を考えると
リビングルームとベッドルーム、そしてホームオフィスは、表向きは同じ空間ですが、それぞれの個性を残しています。その分離は、主要な家具と床の段差によって行われています – スリーピングエリアは、プラットフォームで持ち上げられ、カスタムブックケースによって区切られています。
キッチンは独立したスペースですが、ガラスパネルのスライディングドアを採用し、より開放的な雰囲気とアパートの他の部分との視覚的なつながりを持たせています。バスルームは小さく、リビングエリアの一部となった大きな壁面ユニットの秘密のドアの後ろに巧みに隠されています。もうひとつの美しい小さなアパートのデザインアイデアは、奥の壁にある2つの大きな窓に沿って居心地のよいシッティングヌークをつくることでした。
